施設行事を中止中ですが、
3月3日は桃の節句
少しでも「ひなまつり」気分を味わっていただこうと
工夫を凝らした行事食を提供いたしました。
こちらは 介護老人保健施設 北翔館(岩見沢市)
下段のムース食のチラシ寿司が美味しそうに、
気分も華やぐような盛り付けに仕上げました。
この他にも、スプーンで食べやすいように器を変えたり、
おにぎりにしたり・・・
ひな壇飾りを見ながらの昼食
少しでも「春」を感じていただけたでしょうか。
なぜか、おひなさまのすぐそばには男性ばかりのテーブルが・・・
続きまして、
介護老人保健施設 豊翔の郷(札幌市豊平区)の「ひなまつり」
お品書きにある“関東風桜餅”の文字が・・・?
何ぞや?と調べてみました(笑)
クレープのように餡をつつんだのが“関東風”
蒸したもち米を乾燥させた道明寺粉で皮をつくり餡をつつんだお饅頭状ものが“関西風”
どちらも、桜の葉の塩漬けで包みます。
享保2年(1717年)に長明寺の門番、山本新六が桜の落ち葉掃除に悩まされ、
考えられたという“関東風桜餅”
その人気にあやかり、元保年間(1830-1844年)に道明寺粉を用いた
“関東風桜餅”が作られたということです。
ちなみに桜の葉は塩漬けすることで
生の葉にはない、クマリンという芳香成分が生まれるそうです。
大きめの葉で包まれた関東風桜餅は、
葉を外して餅に移った香りで食べるのがおススメのようです。
桜餅にはその成り立ちや食べ方など、
日本の文化に息づいているといわれています。
どちらも美味しい桜餅。
香りで「春」を感じる桜の葉の塩漬け。
皆さんはどちらがお好みなのでしょうね
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介護老人保健施設 北翔館
北海道岩見沢市10条西21丁目 ☎0126-32-2177
介護老人保健施設 豊翔の郷
北海道札幌市豊平区旭町5丁目5-1 ☎011-837-7500